2020年5月10日日曜日

全粒粉のパンがあなたをデブと病気にする

今回はレクチンがデブにつながるとテーマです。レクチンが炎症から病気につながるというテーマは別にじっくりやりたいと思います。

さて、全粒粉のパン、健康的なイメージありますよね。

ところがレクチンフリーおたくからみるととんでもなくリスクの高い食品なのです。


小麦の外皮(ブラン)や胚芽には、小麦胚芽凝集素(WGA)と呼ばれるレクチンの1種が含まれています。グルテンもレクチンの1種ですが、このWGAは、レクチンの中でも小さいため、他のレクチンよりも簡単に腸の表面粘膜を透過できるという特性があります。

特に狂暴なレクチンということです。

つまりリーキーガット(腸漏れ症候群)からの炎症・自己免疫疾患という流れになるわけです。

おっと今日はレクチンがデブになるというテーマでした。炎症系は別にやります。

さて、レクチン摂取により、なぜ、デブになるのかというプロセスに絞ってみてみたいと思います。

レクチンで炎症みたいなところはある程度、有名?かもしれませんが、デブになるというイメージはありませんよね?

是非、こういうことをいっている人もいるという感じでみてもらえればよいかと思います。

「食のパラドックス」からの要約です。長いですよ、我慢してついてきてください。

レクチンがでぶになるプロセス
レクチンは体内のいくつかのたんぱく質とほとんど見分けがつかず、そのため身体の免疫機構をすり抜ける。

■細胞の受容体に結合したり、ホルモンのようにふるまったり、ホルモンを遮断したりして、体内の情報伝達を妨害し、混乱を引き起こす。


免疫細胞とその他の細胞は、トル様受容体(TLRs)と呼ばれるバーコード・スキャナーを使ってたんぱく質の敵味方の判別をしているが、一部のレクチンは全く異なる化合物類に擬態して細胞とりわけ脂肪細胞に指示を出す。たとえば脂肪細胞に無駄な脂肪をためさせたりする

■こうした化合物が現れたのはごく新しく私たちの祖先にはまったくなじみのないものだ。

いくつかのレクチンはホルモンの信号をまねたり阻害したりして細胞間の連絡を混乱させる。

■ホルモンは、細胞の表面の受容体に結合して、その細胞に何かをせよと指示するたんぱく質

インスリンというホルモンは、細胞に果糖を取り込むように指示を出すことで燃料を供給する。

■そして果糖が過剰になると、インスリンは脂肪細胞の受容体にとりつき、餓えに備えて果糖を取り込ませる。

■ホルモンが情報を伝え終わると、今度は細胞側がホルモンに了解の返事をし、するとホルモンが受容体から離れ、次のホルモンが受容体に取り付く態勢を整える。

■だがレクチンは重要な細胞の受容体に取り付き、間違った情報を伝えたり、正しい情報の伝達を阻害したりする。

■例えばWGAというレクチンはインスリンにそっくりであたかもインスリンのように受容体と結びつく。

■だが本物のインスリンと違い、決して受容体から離れようとはしない。結果は壊滅的で、脂肪がどっさりうみだされる。

■つまり、レクチンの1種であるWGAがインスリンを装って脂肪細胞に永続的に果糖を取り込まさせるから。


こうやって、一見健康なイメージの全粒粉パンは、グルテンとWGAのダブル攻撃で、あなたを病気とデブにするのかもしれません。

まあでも、食品摂取のメリット・デメリットは多面的に評価すべきであり、一律に、全粒粉パンがだめというつもりはありません。

私は食べませんが・・・・では今回はこのへんで

ちなみに、youtubeでの発信も始めました!
レクチンフリー&ファスティングチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCkpbW6bRasDJJ9gN7_Hnm4w

「食のパラドックス 6週間で体がよみがえる食事法」レクチンがあなたを病気とデブにする!
https://www.youtube.com/watch?v=SG7nL_2cIIY


「アルツハイマー病 真実と終焉」デール・ブレデセン アルツハイマー型認知症は治る!「リコード法」で改善!

https://www.youtube.com/watch?v=M1Vm6Ds7gz4
https://www.youtube.com/watch?v=8-wRgXMJRoI
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